浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の御遺徳を偲んで、円光寺・真宗寺・本光寺の町内の三つのお寺をお参りする「三寺まいり」その起源は不明だが、明治時代頃からの野麦峠を越えて製糸工場に出かけた工女たちが帰省の際、着飾って出かけていたという話が残っている。
”嫁を見たての三寺まいり”と地元民謡に言われるように、そのような出会いもあったよう。
千本ろうそくの前に並ぶ着物の女性たち、そこにはカメラを構えた人たちでいっぱいになる。
子供の頃にはなかった風景、たぶん平成の頃から始まった。
千本ろうそく、灯籠流し、ろうそくの雪像、三寺まいりを盛り上げる。
風習も、時代と共に変化していくものだ。