飛騨古川の春と告げる「起こし太鼓」。

気多若宮神社の例大祭で、氏子はこの祭を心待ちにしている。

4月19日の夜、神事の後「打ち出し」が始まり、櫓は町内を練り歩く。

櫓の上で太鼓を叩くのは名誉ある「太鼓打」、力が入る。

起こし太鼓の後には「付け太鼓」が続く。

町内毎でチームとなり、起こし太鼓の櫓につける。
櫓に付けまいとする「後衛」とのぶつかり合う。
その激しいぶつかり合いが祭りの醍醐味。

日を跨ぐ頃まで、起こし太鼓は続く。

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